花やグリーンをインテリアとして部屋に飾るシリーズ2回目は
「生花と造花とドライフラワーの使い分け、どうする?」
というお話です。
花といっても、上記のような3種類がありますね。
「お部屋に飾るには、どれが一番いいんだろう?」
これは私が
お花と触れ合う楽しみを知り始めたころ、
抱いた疑問です。
気になって、聞いたり調べたりしましたが
そのような観点で比較している人はあまりいないのか、
求める答えは見つからず、
「一番はないというのが答え」だと自己解釈しました。
自由に選んで、自由に飾っていい。
でも、私は自由すぎると余計に悩んでしまうタチで、
何かを選ぶときには、
根拠があったほうが選びやすいと思ってしまいます。
そこで、選ぶための根拠を
見つけたくなった私は、
自宅で実験してみることにしました。
今回は、その実験結果のお話となります^^
結果わかったことはーーーーー、
「一長一短を理解し、適材適所に飾ること」
でした。
ここからは、それぞれの花について、
私が感じた一長一短、
それを活かしてどこに飾るのがよかったか、
インテリア的視点での3種類の花の使い分け方の一例、をご紹介いたします。
まず、生花(セイカ)について。
(良かった=〇、検討必要=△です)
〇季節感を楽しめる
〇香りと質感を楽しめる
△飾る場所が限られる
△継続的なお世話が必要
△インテリアに調和する花選びは慣れが必要
季節感を感じる楽しみがあるというのはいうまでもなく、
生花は、生きているからこその
フレッシュなみずみずしさが魅力的です°˖✧
いい香り、花びらのしっとりした質感!
フワ~ッと香る、幸せに包まれるあの感じが
たまりません(*´▽`*)
この生花のよさを活かして、
お部屋にとりいれるにはどこに飾るのがよかったか?
ダイニングテーブルやサイドボードの上
に飾るのが良かったです。
これには、私がふだんからとりいれている考え方が関わってきます。
「目線の距離が近く、手に触れやすい場所には本物を置くのがいい」
という考え方です。
インテリアもお花も
見たり、触ったり、香りを嗅いだり、五感が感じられる近い距離に、
本当にいい物を置くと、心の充足感が高まるからです。
気を付ける点は、
切り花の場合、毎日のお世話が必要なこと。
怠るとすぐに水が濁ってバクテリアが発生し、
花は枯れ、虫が湧きます。
そんな理由から、私は
忙しいときでもどんな時でも
無理なくお世話ができる量とペース、
1~2か所、月1~2回で飾るのがちょうどいいと感じています。
つづいては、造花(アーティフィシャルフラワー)について。
〇大胆な飾り方ができる
〇インテリアと調和しやすい色の花がある
〇お世話が不要
△モノによっては人工物っぽさを感じる
△購入できる店が少ない
昨今、おしゃれ~な商業施設を作り上げているディスプレイでは
造花が大活躍中です。
カフェ、モデルルーム、アパレルショップ、リラクゼーションサロンなどの
壁や天井を見上げると、ほぼほぼ造花ですね!
お店に入った瞬間に、いやされる~ (*´▽`*)~~~
造花の良い点は、
形のアレンジが自由自在で、
インテリアカラーで人気のグレージュ色の花もあり、
枯れないところです。
弱点は、
クォリティーがずいぶん良くなっているとはいえ、
モノによっては近くで見ると
人工物っぽさが隠せない商品がある点です。
それでは、どこに飾るのがよいと感じたか?
カンのいい人は、きっともうお気づきかもしれませんが、
目線の距離が遠い場所で力を発揮するのが
造花°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
目線より遠い・高い位置、
天井や壁からグリーンを吊ったり、
手の届かない棚の上のほうに、大ぶりサイズのアイキャッチフラワー。
それから、お世話し忘れがちな玄関。(←私は水道から遠いとつい忘れてしまうから。)
私は、お水やりや
水や土がこぼれる心配がないメリットを活かし、
ダイニングテーブル上にハンギンググリーン、
床置きで大きいサイズの投げ入れ花、
水道から離れた場所にある、トイレや玄関に飾っています。
このように整理してみると、
造花と生花は長所と短所が真逆で
使い分けをしやすい、
ということに気づきました^^
最後になりましたが、ドライフラワーについて。
〇初心者でもインテリアに合わせやすい
〇生花と造花のいいとこどり
✖もろい
✖湿度に弱い
ここ数年、人気のインテリアスタイルである
ヴィンテージスタイル、韓国インテリアには
マストアイテムのドライフラワー。
男前のインテリアにも、女性的なインテリアにも
ナチュラル系にも、モダン系にも
合わせやすい°˖✧
初心者でも、花の合わせ方が3つの中で一番むずかしくないです。
そのほか、ドライフラワーの良い点は、
生花と造花のいいとこどりです。
様々な場所に飾れました。
ですが、気にすべき弱点が2つ、
もろく繊細、湿度大敵なところにご注意です。
軽く触って葉が落ちたり、
パンパスグラスのように、風でパラパラ飛んでしまうことがあります。
湿度が高いと、カビが生えることもあります。
さて、どこに飾るのがよかったのか?
湿度の高い場所を避ける、エアコンの風など直撃を避ければ、
どこでも!
生花と造花のいいとこどりをしているので、
近距離、遠距離どちらもOK。
ただし、湿度が高くなりやすい洗面所やトイレは要検討。
いかがでしたでしょうか。
生花、造花、ドライフラワー、それぞれの花には一長一短ありました。
頭ではなんとなくわかっていても、試してみたことで実感がこもっています( *´艸`)
お部屋をおしゃれアップさせるアイテムとしてお花を選ぶ際、
迷われたときなど、ちょっとした参考になれば嬉しく思います(^^♪
お読みいただき、ありがとうございました。
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